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第三話『Banquet of the golden witch』あらすじ(その1)

前回:第ニ話『Turn of the golden witch』あらすじ(その2)
第三話 『Banquet of the golden witch』の10月5日以降の出来事についてはこちら。下部のリンクからも飛べます。

注意:時系列というよりは、本編記述順に近い(本編中で時刻が明示される箇所は限られており、前後することもある)。
順番等が間違っている可能性あり。考察の参考程度に!
は劇中赤文字、ピンクは重要と思われる事項の強調、コーンフラワーブルーはその他不確定事項などの強調、ライムグリーンは魔法?の存在が疑われる事項の強調として使っています。また、「黄金の蝶」の画像が表示されるシーンは背景を紫にしています。

[編集]EP3選択時メッセージ

Episode3
Banquet of the golden witch ~黄金の魔女のお茶会~

おはようございます。
まさか、未だに屈服されませんとは驚きました。
黄金の魔女はあなたに大層期待されております。

もうこの世界の構造にもお気づきでしょうか。
ルールを知らずして勝利はありません。
どうか心行くまで魔女とのゲームをお楽しみ下さい。

難易度は互角。
あなたにとっても魔女にとっても互角なのです。

[編集]時系列

時を進める魔法参照

章題時刻
オープニング(章題なし)
少女時代10月4日(土)
妾の準備はすでに万端よ10月4日(土)14時00分
魔女の挑戦状10月4日(土)20時00分
19人目の可能性10月4日(土)21時00分
楼座と森の魔女
儀式の開始10月5日(日)0時00分
マダム・ベアトリーチェ10月5日(日)0時21分
ワルギリア10月5日(日)06時00分
前哨戦10月5日(日)07時00分
黄金郷の鍵10月5日(日)09時00分
戴冠式10月5日(日)10時00分
新しき魔女10月5日(日)10時30分
生贄の予告10月5日(日)11時00分
ホールの死闘10月5日(日)13時00分
魔女の定義10月5日(日)13時30分
本当の魔法10月5日(日)17時44分
魔女法廷10月5日(日)18時03分
魔女幻想

[編集]オープニング(章題なし)

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
何処かのお屋敷
(ベアトリーチェの夢?)
日時・時刻不明お姫様 先代ベアトリーチェ(=ワルギリア) 使用人たち 黒猫
祖父の壺を割ってしまったとのお姫様の独白。
お姫様が嘆いていると、黄金蝶が集まり(先代)ベアトリーチェが登場。(先代)ベアトリーチェは「お姫様が祖父から折檻を受けなくて済むようにする魔法」を行使してくれると言い、壺を「元通り」にする。
その後、屋敷の使用人たちの悲鳴が聞こえる。彼らが言うには、「どこからか紛れ込んできた黒猫が、壷によじ登って倒してしまった」そうである。
無限の魔女についての話を聞いた後、お姫様は(先代)ベアトリーチェに弟子入りを志願し、(先代)ベアトリーチェは承諾する。
メタ視世界ベアトリーチェ 煉獄七姉妹 メタ戦人
(上記の?)夢から覚めた様子のベアトリーチェの独白。
玩具を壊してしまったとの報告をする七姉妹をベアトリーチェが一喝(原文は「一括」)すると、姉妹たちは姿を消す。
ベアトリーチェが玩具の残骸に「元の姿を思い出させる」と、メタ戦人が目を覚ます。
七姉妹とメタ戦人の遊びが再開される。
メタ戦人は「マスターキーで朱志香の部屋を施錠した後、どうやって室内の死体のポケットに鍵を戻したか」との問いに返答するも、ベルフェゴールの赤字発言「六軒島に存在する全ての扉は鍵が通り抜けられる隙間などない。」によって否定され、「壊」される。
ベアトリーチェは再び玩具の残骸に「元の姿を思い出」させ、新たなゲームの開始を宣言する。
  • BGM:白い影(お姫様が壺を割る)/ひだまり(先代ベアト登場)/Hope(先代ベアトの魔法談義)/ロウソクたちが踊る(現在のベアト)/金色の嘲笑(七姉妹の玩具遊び)/play(ベアト、戦人を「再生」させゲームの開始を宣告)/うみねこのなく頃に Ver.A(オープニングムービー)



[編集]少女時代

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
船上1986年10月4日
時刻不明
留弗夫 秀吉
甲板にて煙草を吸いつつ会話する留弗夫と秀吉。
二人の会話は煙草の話から、今回の親族会議、及び絵羽の過去についての話になる。
屋敷
(絵羽の回想?)
日時・時刻不明
(制服や進学の話題等から、1952~1954年秋頃?)
絵羽 蔵臼 金蔵 源次
大学院に進みたいという絵羽に対し、男尊女卑的な発言でやめるよう促す蔵臼。
絵羽が声を荒げて蔵臼に反論していると、声を聞きつけたらしい金蔵が現れ、蔵臼を叱責する。
金蔵に謝罪しつつも絵羽に対して優位を誇示する蔵臼に我慢ならず、絵羽が金蔵に物申すと、金蔵は激昂して絵羽を罵り始める。
絵羽を罵るうちに金蔵が咳き込み出すと、蔵臼は源次(使用人として勤め始めたのは1952年の本館ができる前後)に水を持って来るよう頼むと共に、絵羽に退席するよう言う。
絵羽は尚も金蔵に近付こうとするが、源次にも退席を勧められ、(おそらく)退出する。
薔薇庭園
(絵羽の夢?)
日時・時刻不明(おそらく1986年現在の?)絵羽 エヴァ
自問自答する絵羽に「少女の日の私」(ここではエヴァと呼称する)が囁きかける。
弱気になっている絵羽を叱咤激励するエヴァ。
エヴァは、自分の魔法で必ず絵羽が当主になれる日が来ると言い、信じるならば魔法はどんな願いも叶えると言う。
絵羽は譲治を当主にすれば良いし、蔵臼から金をせしめる計画もあると反論するが、エヴァに鼻であしらわれ、結局彼女の魔法を信じると言う。
魔法を信じるという絵羽に、エヴァは、その謎が解ければ当主になれるという「魔法の言葉」を告げる。
船内1986年10月4日
時刻不明~10:30
絵羽 霧江 戦人 朱志香 留弗夫 譲治 秀吉 真里亞 楼座 熊沢 郷田 (エヴァ?)
霧江に肩を叩かれ、目を覚ます絵羽。戦人と朱志香が絵羽に声をかけ、船室を出て行く。
更に留弗夫らが絵羽に声をかけた後船が六軒島に到着。
譲治が絵羽の荷物を持って船室を出て行き、楼座一家、留弗夫一家も甲板へ行ってしまうと、船内には秀吉と絵羽が残される。
悪夢を見て、譲治に恨まれているのではないかと弱気になっている絵羽を励ます秀吉。
そこへ熊沢がやってくるが、秀吉の意味不明な言い訳を聞き、空気を読んで退出する。
更に秀吉が励ましていると、今度は心配した様子の郷田がやってきて、絵羽は彼の手を借りて下船する。
下船時にエヴァの声を聞いた絵羽はその声に応え、秀吉はそれ(絵羽の独り言)を聞いて絵羽を抱き寄せる。
10:30→14:00薔薇の紋様のエフェクト
  • BGM:Sea(船上にて)/透百合(親族会議への密約)/てくてく(女性蔑視の蔵臼)/薔薇(金蔵までも絵羽を叱責)/Haruka(少女絵羽登場)/Fortitude(夢から覚めた絵羽「私、…譲治を自分の復讐の道具にしてたんじゃないかしら…」)/白い影(「おかえりなさい」が聞こえた)



[編集]妾の準備はすでに万端よ

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
浜辺14:00~戦人 譲治 朱志香 真里亞 紗音
浜辺に出てお喋りに興じる孫たちと紗音。
※到着後の出来事については省略されており詳細不明だが、少なくとも嘉音との遭遇と真里亞の薔薇の一件はあった模様。
話題は6年ぶりにやってきた戦人に集中する。
戦人の恥ずかしい失言を皆がからかう中、戦人は譲治と紗音の関係に違和感を感じ、朱志香としばし恋話をする。
その後、孫たちと紗音は、(親はともかく)自分たちはみんなで信じ合おうと誓う。
メタ視世界ベアトリーチェ メタ戦人
(現実世界の様子を見て)このまま平和に2日間が過ぎてくれと願うメタ戦人を嘲笑うベアトリーチェ。
薔薇庭園1986年10月4日
時刻不明
真里亞 ベアトリーチェ
降り始めた雨の中、目印を付けたはずの一輪の薔薇を探し回る真里亞。
真里亞に傘を差し出しつつ、ベアトリーチェが登場。
真里亞が事情を説明すると、ベアトリーチェは力を貸すと言って「何かを聞き取ろうとするような仕草」をしてみせるものの、薔薇は既にこの世のものではないという。
それを受け容れられず、薔薇を蘇らせる魔法を教えてくれと駄々をこねる真里亞を一喝するものの、結局また力を貸してやると言うベアトリーチェ。
ベアトリーチェは、見聞きを禁じつつ真里亞に薔薇の姿を思い出させて「黄金の魔法の奇跡」を起こし、美しい一輪の薔薇を開花させると共に、黄金蝶を金色のモールにして(?)目印まで付けてやる。
その後、ベアトリーチェは、片翼の鷲の家紋の入った封筒を真里亞に託す(傘も渡した模様)。
金蔵の書斎
~薔薇庭園
1986年10月4日?
時刻不明
金蔵 ベアトリーチェ ロノウェ
上記シーン最後のベアトリーチェの台詞に答えるような発言と共に(時間が連続しているかは一応不明)、金蔵は窓を開け、黄金の指輪を「荒れ狂う風雨の闇夜」に投げ放つ。
投げられた指輪は黄金蝶になり、薔薇庭園のベアトリーチェの前までやってくると、指輪の姿に戻り宙に跳ねる。
その指輪を、透明な何者かが受け止め、ロノウェが姿を現す。
ロノウェから指輪を受け取り、再会の挨拶を受けると、ベアトリーチェは(メタ)戦人にも挨拶するよう促す。
メタ視世界ベアトリーチェ メタ戦人 ロノウェ
ロノウェの自己紹介を受け、狼狽しつつも軽口を交わすメタ戦人。
ベアトリーチェは、ロノウェが出てきたのは(メタ)戦人が魔女に屈し始めている証拠だと言って嘲笑う。
食堂~19:30真里亞 蔵臼 夏妃 留弗夫 霧江 絵羽 秀吉 楼座 朱志香 戦人 譲治 南條
(おそらく夕食後)ベアトリーチェから託された手紙を読み上げる真里亞。
親たちは手紙の内容に狼狽し、誰の悪戯かと言い合うが、その後金蔵の仕業かもしれないという意見に落ち着き、霧江以外は金蔵の書斎へ向かう。
親たちの様子に悪態を吐く朱志香と戦人を、譲治、霧江、南條が諫めていると、真里亞がベアトリーチェの名を出して「幸せになれると信じろ」と言い出す。
真里亞の言に頷いた霧江は、手紙を渡したベアトリーチェなる人物について詳しく聞かせてくれと言い出す。
19:30→20:00鏡が割れるエフェクト
  • BGM:夏の扉(海辺でのいとこ組)/HANE(昔の恥ずかしい台詞でからかわれる戦人)/Towering_cloud_in_summer(恋の話)/オルガン小曲 第6億番 ハ短調(ベアト来襲)/witch in gold (cembalo)(真里亞とベアト)/Worldend(薔薇の復活)/ロウソクたちが踊る(ベアトvs金蔵 ゲームの開始)/胡散の香り(ロノウェ登場)/金色の嘲笑(戦人vsベアト)/ロウソクたちが踊る(真里亞が手紙を読み上げて大騒動)/stupefaction(霧江が真里亞にベアトのことを尋ねる)



[編集]魔女の挑戦状

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
ゲストハウス
いとこ部屋
20:00~戦人 譲治 朱志香 真里亞
シーン冒頭で、戦人を語り手とした食堂後の出来事の解説。
書斎に向かった親たちは金蔵に取り合ってもらえず(「手紙の内容を知ってもなお、涼しげに無視していた」とあるが、金蔵との対面・会話があったかは不明)、戻ってくると今度は手紙を誰から受け取ったのかとしつこく真里亞を詰問する。
真里亞はベアトリーチェからだと繰り返すが、魔女の名を出して誤魔化していると考えた親たちは、彼女が泣き出すまで解放しなかったそうである。
親たちは、真里亞を連れてゲストハウスに戻るよう孫たちに告げると、食堂に籠もって遺産の話を始める。(解説ここまで)
デザートを待たず食堂を追い出された孫たちがゲストハウスのいとこ部屋で会話(真里亞は眠っている)。
真里亞に手紙を渡した人物について話していると、朱志香が、その人物は本当に(19人目たる)ベアトリーチェだったかもしれないと言い出し、森の中に住んでいるかもしれない何者かについて言及する。
食堂おそらく20:00前後?~21:00蔵臼 夏妃 絵羽 秀吉 留弗夫 霧江 楼座 郷田 (エヴァ)
食堂にて、ベアトリーチェの手紙に端を発する議論を続ける親たち。
やがて議論が停滞すると、楼座が頭を冷やそうと提案する。
留弗夫の要望を受け、楼座は内線電話で使用人室に連絡して水を持ってくるよう頼む。
水を持ってきた郷田が去ると議論が再開され、今度は使用人が怪しいという話になり、その後、未知の19人目がいるのではないかという話になる。
更に、4兄弟たちが、肖像画の魔女が島に隠れ住んでいるという噂、及び(愛人?が住む)隠し屋敷の存在について、金蔵ならやりかねないとまことしやかに語り出す。
霧江の指摘から、金蔵ではなくその愛人たるベアトリーチェなる人物が手紙を書いたのだとしたら、彼女は手紙の内容に従わせる強制力として実際に黄金を所持しており、家督との取引を持ちかける気なのではないかという話になる。
兄弟たちはこの説に納得した様子を見せるが、霧江は碑文を解いてみせろなどという挑発文にメリットがないことを訝り、驕りの表れなのではないかと考える。
その霧江の発言を耳にした絵羽(とエヴァ)は、上等だと言って碑文の謎を解いてみせると意気込む。
21:00鏡が割れるエフェクト
  • BGM:Voiceless(森の中にベアトが実在する?)/隣死(策謀渦巻く会議)/witch in gold (cembalo)(19人目の可能性を捨て切れない)/煉沙回廊(19人目とは金蔵の愛人?)/誘い(続く推理)/suspicion(ベアトは「取引」を申し出たのか)/痕音(彼女はなぜわざわざ挑戦を?)/ロウソクたちが踊る(絵羽奮い立つ)



[編集]19人目の可能性

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
メタ視世界メタ戦人 ロノウェ ベアトリーチェ
19人目の可能性についての情報を得て意気込むメタ戦人。
ロノウェが紅茶とクッキーを持って現れ、メタ戦人に勧めるが、メタ戦人は素っ気ない対応。
メタ戦人がロノウェの要望に応え、19人目の存在について自説を披露すると、ロノウェは19人目が存在する証拠を示すよう言い、メタ戦人は「悪魔の証明」でこれを迎え撃つ。
ロノウェが「ヘンペルのカラス」で応戦すると言い出したところでベアトリーチェが登場し、彼女とロノウェは「ヘンペルのカラス」(と対偶論法)について誤りを含んだ説明を始める
(ex.「愚かではない=私」の「妾が聡明である(私=愚かではない)」へのすり替え。「→」の替わりに「=」を使うことで混乱を誘っているようにも見え、おそらく意図的なもの、つまりベアトリーチェらの詭弁と思われる)。
「ヘンペルのカラス」に対しメタ戦人は「無限後退」で反撃するが、ベアトリーチェは自分には真実を赤で語る力があると赤字で言って嘲笑う。
赤字発言を誘うメタ戦人は「この島には、18人しかいない」を赤字で復唱要求するが、ベアトリーチェは理由を開示せずこれを拒否する。
続けてメタ戦人は「この島には、19人以上がいる」を赤字で復唱要求、ベアトリーチェはこれも拒否し、理由についても含みを持たせつつ非開示とする。
ここで、取りあえずメタ戦人優勢ということで序盤戦にピリオドを打ち、ゲームを先に進めようということになる。
食堂21:00~蔵臼 夏妃 絵羽 秀吉 留弗夫 霧江 楼座
議論が続いている様子の食堂内、皆がぼんやりとして様子のおかしい楼座に気づく。
留弗夫らが心配事でもあるのかと尋ね、議題と関係あるなら話すよう強く促すと、楼座は「ベアトリーチェは自分が殺したのだから生きているはずがない」と言い出し取り乱す。
留弗夫らは楼座に落ち着いて事情を話してくれるよう頼み、やがて楼座は落ち着きを取り戻す。
なし薔薇の紋様のエフェクト
  • BGM:胡散の香り(戦人vsロノウェ開始)/Core(悪魔の証明vsヘンペルのカラス)/オルガン小曲 第6億番 ハ短調(対偶論法)/mind(戦人にとって不利)/Closed My Heart(対偶論法のどことなく間違っている説明)/suspicion(無限後退)/オルガン小曲 第6億番 ハ短調(赤文字を持ち出す)/Closed My Heart(赤文字は諸刃の剣)/Dread of the grave(復唱要求)/ロウソクたちが踊る(ベアトの拒否の理由)/絵画の魔女(楼座の爆弾発言)



[編集]楼座と森の魔女

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
九羽鳥庵1967年?
日時・時刻不明
金蔵 ベアトリーチェ(人間)
九羽鳥庵の庭にて、ぼんやりしているベアトリーチェに金蔵が声をかける。
ベアトリーチェは紅茶を断り、金蔵に自分は何者なのか教えてくれと言うが、金蔵ははぐらかして答えない。
(ここの発言で「皆、目を逸らし、はぐらかす」とあることから、このベアトリーチェと面識のある人間が金蔵以外にも存在するといえそうである)
メタ視世界メタ戦人 ロノウェ ベアトリーチェ ルシファー
上記シーンを受け、これはお前の過去なのかと言うメタ戦人に対し、ベアトリーチェは「そのようだ」と言って、自分は「人間(金蔵)によって作られた人間」なのだと語る。
どうせ信じないだろうと言うベアトリーチェに、眉唾だと思いつつも、説明を促すメタ戦人。
説明の途中、メタ戦人が信じるつもりは全くないが茶菓子代わりに聞いてやると馬鹿にしたところでロノウェが登場。
ロノウェがメタ戦人に調子を合わせるように茶菓子代わりに昔話をしようと言うと、ベアトリーチェは不愉快だと言って退場する。
ロノウェが引き継いで昔話の解説を始め、やがて九羽鳥庵の実在を赤字で語る(彼の赤字がベアトリーチェのそれと同じ力を持つかは不明)。「六軒島の中には、九羽鳥庵という隠し屋敷が実在します。」
ロノウェはステイルメイトの説明を挟みつつ、更に赤字で「1967年の六軒島の隠し屋敷に、人間としてのベアトリーチェさまが存在した。」と発言。
メタ戦人が、楼座の「ベアトリーチェを殺した」との発言はどういうことだと尋ね、ロノウェがそれは聞くより見た方が早いと答えたところで、ルシファーが登場。
ルシファーはベアトリーチェが呼んでいるので至急戻るようロノウェに告げ、ロノウェは退場。
軽口をたたいてクッキーを差し出すメタ戦人に対し、ルシファーが爪で威嚇し、両者が睨み合う。
食堂
(楼座の回想含む)
蔵臼 夏妃 絵羽 秀吉 留弗夫 霧江 楼座 ベアトリーチェ(回想中のみ)
落ち着きを取り戻した楼座が一同に昔話を始める。
およそ20年ほど前(後に楼座は19年前と発言する)、家庭教師に告げ口され母に叱られた楼座は家出し、森の奥の隠し屋敷らしき建物に辿り着いたのだという。(以降回想)
森の中で柵を見つけ、柵の歪んでいる所から庭に侵入した楼座は、ドレス姿の女に遭遇する。
「新しい庭師」(隠し屋敷を知る庭師が存在したらしい)かと問う彼女に楼座が謝罪しつつ自己紹介すると、彼女は金蔵を知っているそぶりを見せ、自分はベアトリーチェであると言う。(ここで回想中断)
食堂シーン続き蔵臼 夏妃 絵羽 秀吉 留弗夫 霧江 楼座
楼座の語るベアトリーチェなる女の話を聞き、質問をする一同。
質問に答える中で楼座は、①彼女の容姿は肖像画の通りであったこと、②彼女は柵の外には狼がいると信じていたらしいこと、③何日かに一度彼女を訪ねて金蔵がやってくると聞いたこと、④彼女には何か深刻な悩みがあるよう思われたこと、を語り、一同はあれこれ言い合う。(ここで、再び回想へ)
九羽鳥庵?
~森→海岸
(楼座の回想)
約20年前?楼座(少女時代) ベアトリーチェ(人間?)
狼がいないということを楼座に聞き、楼座の話に出た動物園に興味を示すベアトリーチェ。
真剣に迷っているそぶりを見せた後、ベアトリーチェは自分が何者か知りたいと言って楼座の誘いを受け外出(脱出)を決意する。
楼座は金蔵らを恐れつつも熊沢や源次(この頃には両名屋敷にいたようである)をあてにしてベアトリーチェを連れて森に出る。
ベアトリーチェが無邪気に喜んでいる一方で、取りあえず屋敷へ向かおうとする楼座は道が分からず途方に暮れる。
楼座は海に出て海岸沿いを回ろうと決意し、やがて二人は岩壁の上に辿り着く。
何とかして岩壁を降りようという楼座の提案にベアトリーチェはあっさり頷き、二人は岩壁を降り始める。
水族館やらイルカやらの話をしながら岩壁を降りる途中、ベアトリーチェは岩壁から墜落する。
食堂シーン続き蔵臼 夏妃 絵羽 秀吉 留弗夫 霧江 楼座 (台詞があるのは4兄弟のみ)
崖から落ちてどうなったのだという兄弟たちに、楼座は声を荒げて彼女は死んだのだと答える。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ ロノウェ
太もも姉ちゃん(おそらくルシファー)とイチャついた結果死んでいたらしいメタ戦人がベアトリーチェの呼びかけに目を覚ます。
ベアトリーチェは、自分は崖から転落して死んだというがメタ戦人は信じない。
確かに死んだと赤で復唱しろというメタ戦人に対し、ベアトリーチェは「間違いなく死んでいる!」と返答(赤字部分はこれだけ、主語無し)。
その後ロノウェが呼ばれ、メタ戦人のカップになみなみと紅茶を注ぐ。
海岸
(魔女ベアトリーチェの回想?)
約20年前?楼座(少女時代) ベアトリーチェ(死体?) ベアトリーチェ(魔女?)
「かつて妾だったものの骸」(ベアトリーチェの死体?)を揺さぶり声をかける楼座。
やがて楼座は駆け出していく(その後どうしたのか不明)。
その様子を見届けた後蝶の姿になり(?)、ゆっくり時間を掛けて元の力を取り戻そうと考えるベアトリーチェ(魔女?)。
再びメタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ ロノウェ
上記シーン後について確認するメタ戦人に対し、ベアトリーチェ(とロノウェ)は、①その後彼女は蝶の姿で森に潜み、魔力の回復を20年間待ったこと、②金蔵が彼女を逃がさぬ為に洋上の祠を利用して島に結界を張ったこと、③金蔵は20年の間、彼女を捕らえる為あらゆる秘術を尽くしたが失敗に終わり、最終的に「生け贄の唄」(魔女の碑文)により彼女を蘇らせる儀式を編み出したこと、④一連の殺人はこの儀式であること、を語る。
更にベアトリーチェは赤字で「この六軒島に19人以上の人間は存在しない!」と畳み掛け、18人を疑いたくないと苦悩するメタ戦人を嘲笑う。
23:59→0:00鏡が割れるエフェクト10月5日(日)0:00へ
  • BGM:白い影(ベアト回想)/旋律(シラベ)inst.ver(ベアトは金蔵の作った肉体に幽閉)/透百合(ロノウェ登場)/witch in gold (cembalo)(魔力をもたぬ人造ベアト)/旋律(シラベ)inst.ver(ステイルメイト)/胡散の香り(ルシファー)/オルガン小曲 第6億番 ハ短調(ルシファーvsベアト)/透百合(楼座森に入る)/psy-chorus(ベアトとの出会い)/Hope(対面)/far(外の世界に出たいというベアト)/ロウソクたちが踊る(ベアトの死)/Haruka(肉の檻から解放された魂)/Voiceless(金蔵のゲーム)/黒のリリアナ(19人以上存在しない)/ageha(前半終了スライドショー)