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第ニ話『Turn of the golden witch』あらすじ(その2)

ここは、第二話『Turn of the golden witch』の10月5日以降のあらすじのページです。第二話の冒頭~10月4日までの出来事についてはこちら

注意:時系列というよりは、本編記述順に近い(本編中で時刻が明示される箇所は限られており、前後することもある)。
順番等が間違っている可能性あり。考察の参考程度に!
は重要と思われる事項の強調、スカイブルーはその他不確定事項などの強調、ライムグリーンは魔法?の存在が疑われる事項の強調として使っています。また、「黄金の蝶」の画像が表示されるシーンは背景を紫にしています。

また、で記した死亡/行方不明扱いは、システムメニュー?で死亡/行方不明とされるタイミングを指します。

[編集]ハロウィン

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
以降、10月5日(日)の出来事。
金蔵の書斎10月5日(日)
6:00~
金蔵
目覚める金蔵。
金蔵は、部屋を出て外の様子を確かめる誘惑に駆られるが、思い留まる。
屋敷(郷田) 紗音(郷田は描写のみで台詞はない)
厨房にて、張り切って朝食の準備をする郷田。
まだ中で会議が続いている可能性を考え、ノックしてから食堂の扉を開ける紗音。
室内に入ると、机の上にはお茶の道具が集められており、メモ用紙のようなものが食器と一緒に残されている。
紗音はそのメモを読み上げる。
ゲストハウス
楼座の部屋
楼座 源次
ノックの音で目を覚ます楼座。
寝巻き姿のまま扉を細く開けて応じる楼座に、源次が小声で何かを伝える。
楼座は一度扉を閉め、すぐに着替えると源次を伴い屋敷へ向かう。
礼拝堂前楼座 源次 郷田 紗音 嘉音
雨の中、楼座と源次が礼拝堂にやって来ると、入り口前には既に郷田と紗音、嘉音がいる。
礼拝堂の入り口の扉には魔法陣のようなものが描かれており、楼座はこれについて使用人たちに尋ねる。
郷田は何時描かれたのか分からないと言い、紗音は自分が最初に発見したと言うとともに、食堂で発見したというメモを差し出す(メモには「礼拝堂」と書かれており、楼座によると兄姉達の筆跡ではないという)。彼女はこれを見て扉の魔法陣を発見したと言う。
嘉音の指摘で一同は魔法陣の下に“Happy_HALLOWEEN_for_MARIA.”と記されているのを発見する。
これを見て、真里亞の無事を確認したかと問う楼座に、使用人たちは英文には今気付いたと言う。
楼座は、自分は真里亞の様子を見に行くと言い、使用人たちに蔵臼らに異常を知らせるよう言うが、既に探したが蔵臼らは見当たらないという。
不気味さを感じ、楼座は更に礼拝堂の中を確認したかと尋ねるが、礼拝堂の鍵が紛失しており確認できないのだという。
それを聞いた楼座は真里亞の持つ封筒を思い出す。
ゲストハウス
いとこ部屋
楼座 真里亞 戦人 (譲治) (朱志香)(子供たちが4人いるとあるだけで譲治、朱志香の描写はない)
足を忍ばせていとこ部屋に入る楼座。
楼座は、ソファーの上に置かれている真里亞の手提げから黄金の鷲の紋章の入った洋形封筒を取り出す。
真里亞が熟睡しているのを確かめた後、楼座は封を破いて古く凝った意匠の施された鍵を手に入れる。
楼座はその鍵を握り締め、駆け出していく。
その音に戦人が気付いたようだが、寝返りをうつと再びいびきをかき始める。
再び礼拝堂前~礼拝堂内楼座 源次 嘉音 紗音 郷田
礼拝堂に戻り、楼座が鍵を見せると、源次はこれが礼拝堂の鍵だと言う。
楼座は鍵を使い礼拝堂の扉を開ける。
礼拝堂内に入る一同。楼座が呼びかけるが誰も答えない。すると嘉音がテーブルを見つけて指差す。
テーブルの周りには、ハロウィンの飾り付けらしき装飾がされており、一同はそこに蔵臼夫婦と絵羽夫婦、留弗夫夫婦の姿を見つける。
一同は6人に近づき、沢山のお菓子がジャムいっぱいの絨毯の上にばら撒かれており、更に6人が死んでいることに気付く。
以降、蔵臼、夏妃、絵羽、秀吉、留弗夫、霧江は死亡扱いになる。
6人は皆腹を割かれ、床には臓物がぶちまけられている。また、割かれた腹の中にはお菓子が詰められている。
その光景を見て楼座は嘔吐するが胃液しか出ない。
郷田が(救急車と)警察を呼ぼうと言い、楼座も同意する。
楼座は、源次と紗音には金蔵に連絡して指示を仰ぐよう命じ、郷田と嘉音には警察への連絡と南條を呼ぶよう命じる。
使用人たちは退出する。
この時、礼拝堂には楼座しかいない。証拠隠滅等の何らかの行動を起こせることに注意!
屋敷内戦人 譲治 朱志香 真里亞 南條 郷田 嘉音
屋敷内で誰かを探している様子の子供たち。
戦人は楼座が真里亞のカバンを漁っていた気がすると言い、真里亞はベアトリーチェに渡された封筒を奪われたのだと言う。
誰か居ないかと方々を探すが、使用人室も厨房も空っぽ。朱志香が廊下で大声を出すと玄関から返事があり、南條が現れる。
親たちがどこへ言ったか知らないかと言う朱志香に対し、南條は起きてここに来たばかりで分からないと答える。
楼座が手紙を奪ったのだと言い、南條に取り縋って泣く真里亞。そこへ郷田と嘉音が駆けて来る。
郷田は使用人室へ飛び込み、嘉音は南條に耳打ちすると彼を伴いやってきた廊下を駆け戻っていく。
開けっ放しの使用人室では郷田が受話器を持ちながら、フックをがしゃがしゃと乱暴にいじっている様子が見える。
その様子を見て異常を感じ取った戦人は、いとこたちに嘉音と南條を追いかけてみようと提案し、譲治は同意する。
礼拝堂楼座 戦人 譲治 朱志香 真里亞 南條 (嘉音)おそらく南條を連れてきた嘉音もいると思われる
楼座の制止空しく子供たちは惨状を目にしてしまう。
南條は子供たちに退出するよう言うが誰も応じない。
楼座は子供たちが来ないよう施錠しておかなかったことを後悔する。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
憤慨する戦人に対し、顔を残しておいてやったことに感謝しろと言うベアトリーチェ。
ベアトリーチェは確かに6人が死んでいることを確かめるように言い、戦人を挑発する。
礼拝堂シーンに戻る~6:43楼座 戦人 譲治 朱志香 真里亞 南條 郷田 嘉音
憤る子供たち。そこへ郷田がやって来て、電話に異常があり警察へ連絡が出来ないと報告する。
それを聞いた朱志香が、昨日来たという賓客が全てやったのだと言って、礼拝堂を出て行ってしまう。
楼座は、郷田と嘉音(何時からか不明だが嘉音もいたようである)に朱志香を追うよう命じ、2人は退出する。
戦人と譲治が、はたしてベアトリーチェが犯人なのかと話し始めると、真里亞が不気味に笑い出す。
真里亞はベアトリーチェは魔女であると言うとともに、この惨状を指して黄金郷の扉を開くための儀式がいよいよ始まったのだ(6人はその生贄である)と言い、楼座は真里亞を叱る。
ふと、譲治がテーブルの上に封筒を見つけ、戦人に促されて開封する。
譲治は中の手紙を読み上げる(魔女の手紙)。以降、この手紙は戦人が持ち歩く様子。
(手紙の具体的内容については他項参照
(利子の回収はこれより行うとあるにもかかわらず既に6人が死んでいるため、昨晩読まれるよう楼座に託された手紙である可能性が疑われるが、楼座は手紙について「それは、犯人が残した手紙なの…?! な、中身は…?」と言うだけで内容に全くコメントしていない上、昨晩自分が礼拝堂に居たことすら明かしていない。)
手紙の内容に憤慨する一同。すると譲治が今度はテーブル上に黄金のインゴット(約10kg×3 金の密度は19.32g/cm3 10センチ立方で約20kgそれを半分なのでサイズ幅5奥行き20高さ5程度?)を見つける。
これが純度フォーナインの本物ならば6000万円ほどの価値があると譲治が言い、命の対価には安すぎると戦人が憤る・・・。
6:43鏡が割れるエフェクト
  • BGM:煉沙回廊(礼拝堂の魔法陣)/絵画の魔女(Happy HALLOWEEN for MARIA)/誘い(礼拝堂に入る)/Red Dread(六人の凄惨な死体)/goldenslaughterer(いとこ組も死体を見てしまう)




[編集]朱志香と嘉音

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
屋敷
廊下~貴賓室
6:43~朱志香 郷田 嘉音
屋敷内の廊下にて、憤って貴賓室を目指す朱志香に、追いついたらしい郷田と嘉音が気を静めるよう言う。
貴賓室前に到着すると、朱志香は激しく扉を叩きつつ怒鳴りつけるが中から返事はない。
扉の施錠に気付いた朱志香は使用人たちにマスターキーで開けるよう言うが、失礼に当たるとして郷田は断る。
一方、嘉音の方はおもむろにマスターキーを取り出し、無礼を承知で開けると言う。
嘉音からマスターキーを引っ手繰り、扉を開ける朱志香。
3人は貴賓室に入るが、何者かが宿泊していたらしき気配はあるものの誰もいない様子。
嘉音が、サイドテーブルの上の水差しの脇に便箋が一枚置かれているのを発見し、朱志香に見せる。
朱志香は嘉音から乱暴に奪い取った便箋を読むと、怒り狂って便箋をぐしゃぐしゃに丸めて叩きつける(魔女の手紙Ⅱ)。
以降、この手紙の消息は不明
(手紙の具体的内容については他項参照
怒りの収まらぬ朱志香は、更にインテリアスタンドを乱暴に振り回して暴れ出す(電球が割れ破片が辺りに散る)。
郷田が朱志香からスタンドを奪い取ると、朱志香は這いつくばるようにしながら、絨毯を掻き毟って泣き出す。
泣きながらも怒りの言葉を発する朱志香が喘息発作を起こすと、2人の使用人は駆け寄るが朱志香は拒絶し、咳き込みながら廊下へ出て行ってしまう。
南條を呼びに行くという郷田に対し、嘉音がここは自分に任せてくれと言うと、郷田は理解を見せて楼座の元に戻ると言い立ち去る。
屋敷
廊下~朱志香の部屋
~7:15朱志香 嘉音 ベアトリーチェ? 山羊面の従者? アスモデウス? サタン?
嘉音は咳き込み続ける朱志香に肩を貸し、朱志香が鍵を開けて2人は朱志香の部屋に入る。
嘉音が薬を吸引させると、朱志香は落ち着きを取り戻す。嘉音は廊下で待機するのでいつでも呼ぶように言って部屋を出る。
廊下にて、やはり自分は家具に過ぎないのかと自問する嘉音の前にベアトリーチェ?が現れる
ベアトリーチェが嘉音に対し、朱志香の殺害を仄めかす発言をした時、嘉音は朱志香の悲鳴を耳にする。
嘉音が瞬きをして廊下の向こうを見ると、何故かベアトリーチェの姿が消えている
嘉音が朱志香の部屋に飛び込むと、朱志香が無数の黄金の蝶?に群がられ、口や鼻から入り込もうとするそれを払うように腕を振り回している。
嘉音が駆けつけ朱志香が咽込むと、蝶?たちは襲うのをやめ、今度は嘲笑う様に二人の周りを舞い始める。
嘉音が虚空に向かい叫ぶと、2人の前にベアトリーチェ?が姿を現す
金蔵の家具の力を試す言ってベアトリーチェが指を弾くと、黄金蝶の渦?が起こり、中から山羊面の従者?が現れる
ベアトリーチェが嘉音に、「この期に及んで人間の振りを続けるのなら、死ぬのはお前だけでは済まない」というと、山羊面の従者?は黙礼し、腕に“悪意の刃”を現す
驚く朱志香を壁に下がらせると、嘉音も刃?を出し、ベアトリーチェの一声で2人?は交戦を始める。
嘉音が頬を切られつつも、山羊面の従者の背後を取り“チェックメイト“(実際何をしたのか不明)すると、山羊面の従者は膝を落として倒れ、黄金蝶の群となって崩れ散る
山羊面の従者を処理した嘉音は、今度はベアトリーチェに襲い掛かるが、その姿が黄金蝶となって弾け散るばかりで効果はない様子。
見逃してやろうかと思ったが、今の無礼で気が変わったというベアトリーチェに嘉音は自分より先に朱志香は殺させないと応じる。
嘉音を家具と言うベアトリーチェに対し朱志香が反論すると、ベアトリーチェは、煉獄の七杭の一つ?“色欲のアスモデウス”を呼び出し、第二の晩の遂行を命じる。
アスモデウス?は嘉音と言葉を交わすと、悪魔の杭となって室内を飛び交い、朱志香の背中に突き刺さる
その様子を見て、ベアトリーチェは大いに笑った後、煉獄の七杭の一つ?“憤怒のサタン”を呼び出す
もう自分は家具ではないと言う嘉音に、サタン?は「あんた、また私に殺されちゃうの?」と言うと、悪魔の杭となって室内を飛び交い、嘉音の胸に突き刺さる
瀕死の朱志香が同じく瀕死の嘉音に本名を尋ねるが、嘉音は言えずに絶命?する。
尚も嘉音を家具と言って笑うベアトリーチェが、「死者を辱める」として煙管の煙を嘉音の死体に吐きかけると、嘉音の死体?は宙に浮き上がって消えてしまう
7:15→6:50薔薇の紋様のエフェクト
  • BGM:Requiem(泣き叫び発作を起こした朱志香を嘉音が介抱)/moon(「あなたを、…僕はひとりにしない。」)/オルガン小曲 第6億番 ハ短調(ベアト登場)/終焉 VerC(山羊頭従者登場)/where(カノンブレード。BGMは中断をはさんで二度流れる)/Requiem(「嘉音くんは家具なんかじゃない…!」)/オルガン小曲 第6億番 ハ短調(嘲るベアト、アスモデウスを呼び出す)/Requiem(二人の死。「ごめん。守り切れなかった…。」「気にしないで…。格好良かったよ…。」)




[編集]新しいルール

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
金蔵の書斎6:50~金蔵 源次 紗音
おそらくそのまま礼拝堂からやって来た源次と紗音が金蔵と会話。
楼座たちをどうするかと問う使用人たちに、好きにさせろという金蔵。
金蔵は2人を労い、彼らにも以後好きにするように言う。
これから遺言を書くので筆耕するよう紗音に命じ、源次には酒を用意させる。
紗音が準備を整えると、金蔵は昔話を語りだす。
再び礼拝堂~7:15楼座 戦人 譲治 真里亞 南條 郷田
時間が経ち、冷静さを取り戻した様子の一同。
その間、戦人は礼拝堂内を調べたようだが収穫ゼロとのこと。
郷田が戻ってきて、朱志香の様子は嘉音が見ていると報告する。
後の警察の捜査のためにも、ここはこのままにしておくべきという南條が提案すると、郷田が同意してお茶を淹れるので戻ろうと言う。
楼座らはそれに同意し、一同は屋敷に戻ることにするが、真里亞は未だに礼拝堂を眺めている。
楼座は真里亞に声をかけ、一同は礼拝堂を出る。
礼拝堂前で譲治が件の魔法陣に目を止め、郷田、戦人と会話。
すると、真里亞がこれは「太陽の7の魔法陣」だと言って、魔法陣の説明をする。
戦人はすぐに英文にも気付いて(流石にこの程度は読める様子)真里亞に託された鍵に言及し、譲治は“MARIA”は聖母マリアかもしれないと言う。
惨状の場所が礼拝堂であることに意味があるのではないかと言う戦人は、楼座らに礼拝堂の来歴を尋ねる。
楼座は、金蔵が礼拝堂を神聖視しており、修復工事をしたり定期的に手入れもさせていたと答える。
郷田は、自分の知る限り金蔵が礼拝堂に来たことはなく、使用人たちはここを“開かずの礼拝堂”と呼び薄気味悪く思っていたと答える。
南條は、金蔵が「いつか、自分もあそこで祝福を受けることもできるかもしれない。しかしそれは、奇跡でも起きない限り、訪れない」と言っていたと答える。
戦人らがあれこれ思案する中、譲治が、「奇跡でも起きない限り、祝福を受けられない」ことは建築時から決められていたのだろうと言って、扉のアーチ部分を指差す。
一同はアーチ部分の英文を見て納得するが、戦人には読めない様子。
戦人が意味を教えろというと、真里亞は“この扉は、奇跡が起きない限り、開かれない。あなたは、奇跡が起きない限り、祝福されない”と言った意味だと教えてくれる。
(具体的な英文は不明だが、譲治の言う「m、b、t、q」はそれぞれ、million、billion、trillion、quadrillion を指すと思われる)
一同で金蔵とベアトリーチェについて語る内、楼座が礼拝堂の鍵が1本しか存在しないことを指摘して慌てた様子を見せ始める。
戦人と譲治はその意味を察するが、鍵の事情を知らない郷田と南條は楼座が何を言っているのか分からない様子。
楼座は南條と郷田に、礼拝堂の扉が施錠されていたことと、扉の鍵は昨日の昼前から封筒に入れられて真里亞に預けられていたことを説明する。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
第一の密室?について人間説で証明して見せろと言うベアトリーチェに対し、戦人は情報不足であり、そもそも“密室”かどうかは検証不能(悪魔の証明)であると反論するとともに、隠し扉を使ったのだろうと言う。
するとベアトリーチェは“6人は確かに扉から入った”と言うが、戦人は認めない。
これでは千日手だとして、ベアトリーチェは新たなルールとして、彼女が真実を語るときは赤を使う(ただし、それに対し証拠を示して立証する義務を負わない)ことを提案し(当然、ルールの前提となるこの発言自体が真実かは不明)、結局戦人はこれを受け入れる。
戦人は第一の密室を人間説で説明することに成功し、ベアトリーチェはこの盤面については一度降参することになる。
(具体的な赤文字発言については他項参照
7:15→7:30鏡が割れるエフェクト
  • BGM:witch in gold (cembalo)(金蔵の遺言)/suspicion(礼拝堂は金蔵にとって何だったのか)/mind(礼拝堂は密室?)/金色の嘲笑(戦人vsベアト)/オルガン小曲 第6億番 ハ短調(赤文字ルール初出。戦人押され気味)/痕音(戦人チェス盤思考で反撃開始)/Dread of the grave(「復唱要求だッ!」ベアト一旦降参)



[編集]容疑者

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
屋敷
客間
7:30~楼座 戦人 譲治 真里亞 (南條) 郷田 熊沢 ベアトリーチェ?(描写は無いがおそらく南條もいると思われる);
礼拝堂から戻って来た一同は客間に集まっている。
ソファーで放心する戦人と譲治とは対照的に、朗らかにテレビを見ている真里亞。
やがて、熊沢が朝の挨拶に現れ、客間の異様な雰囲気に面食らう。
郷田が熊沢に事情を説明すると、彼女は騒がしく驚く。
その様子を見て楼座は少し気分が晴れ、兄たち亡き今、金蔵が出て来ないなら自分が当主代行としてこの危機を乗り越えなくてはならないと決意する。
源次と紗音が未だ戻っておらず、電話も使えない(試してはいないので、この時実際使えないかは不明)為、楼座は金蔵のところへ行くと言い、子供たちを熊沢に任せて客間を出る。
廊下へ出た楼座は、屋敷の空気が、どこか違っていると感じつつ玄関ホールの階段を上っていく。
その時、一匹の黄金蝶が階下から近づき楼座の背中に止まるが、それには気付かず楼座は金蔵の書斎へ向かっていく。
楼座が去った後、ベアトリーチェ?が現れ、独白。
ここで、時間経過。
再び客間戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音
静まり返り、真里亞の見るテレビの音だけが響く客間。
やがて、熊沢がお茶にしようと提案し、南條が同意すると事情を知らずに?熊沢はハロウィン云々と言ってしまう。
大急ぎで南條が耳打ちすると熊沢は失言を詫びる。
これを機に、戦人たちは犯人についてあれこれ思案を始め、会話中、朱志香のことを思い出す。郷田が、嘉音が朱志香の様子を見ており、おそらく朱志香の部屋にいるだろうと言うと、譲治はこの状況下で少人数で孤立するのは危険だと指摘する。
熊沢が譲治にどういうことかと尋ねると、戦人が熊沢に魔女の手紙を手渡す。
郷田と熊沢、南條は手紙を見て青ざめる。
今度は黄金伝説について話し始める一同。
インゴットが3つあったことにつき、熊沢が、蔵臼が1つ所持しており、それ以外に黄金伝説を裏付けるインゴットは無いと言っていたと指摘する。
これを受け、残り2つのインゴットの出処と犯人の意図について一同が話していると、突然、真里亞が「ベアトリーチェは碑文の謎を解けとしか言っていない」と口を挟む。
戦人は真里亞に、碑文の謎を解けるのかと聞くが、彼女は自分は黄金郷へ行きたいので魔女の邪魔をする気はないと答え、不気味に笑い出す。
その時、扉を閉める音とともに源次と紗音を従えた楼座が戻ってきて真里亞の頬を打って彼女を黙らせる。
一同は呆然とし、南條が体罰を咎めるが楼座は口出し無用と返す。
譲治が楼座の持っている銃について尋ねると、彼女はこの事態に鑑み金蔵から借りてきたと言う。
楼座は、金蔵は取り乱していたが無事で、部屋からは出ないと言っているので安全だろうと言い、自分たちは皆一箇所に集まるべきだと提案する。
一同はこれに同意し、朱志香を呼びにいくことになる。
戦人が自分と何人かで行くと言うが、楼座がこの状況は“狼と羊のパズル”であると言って却下し、皆で一緒に朱志香の部屋に向かうことになる。
退出時、紗音は譲治に対し、金蔵の筆耕をしていたと口を滑らせ、源次に咎められる。
屋敷2F
廊下~朱志香の部屋?
戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音 (朱志香の遺体)
銃を構えた楼座と案内役の源次を先頭に一同は朱志香の部屋を目指す。
朱志香の部屋?前で楼座が声を上げて皆を制止すると、一同は扉に描かれた魔法陣に気付く。
源次と郷田は礼拝堂のものと同じ塗料のようだと言い、真里亞はこれは「月の1の魔法陣」であり、開かぬ扉を開く力があるのだと言う。
取り敢えず魔法陣は無視して朱志香の安否を確かめようとするが、扉は施錠されているようで(郷田がノブを捻っているが実際施錠されているかは一応不明)開かない。
源次が楼座に許可を求めた後、郷田がマスターキーで開錠すると、一同は部屋内の床に血溜まりと朱志香が倒れてるのを発見する。
以降、朱志香は死亡扱いになる。
朱志香の背中にはナイフのようなものが突き刺さっており、南條が死亡を確認する。
(南條によれば、傷はおそらく肺に達しており、死後そう時間は経っていないとのこと)
楼座が朱志香を置いて退出したという郷田を責めると、一同は嘉音の不在に気付く。
以降、嘉音は行方不明扱いとなる。
ここで、楼座がこの部屋に誰か隠れているかもしれないと言い出し、皆で室内を探すが誰も見つからない。
皆に黙る様に言って、部屋を歩き回り始めた楼座はサイドテーブルからマスコットの付いた鍵を発見して皆に見せ、これは何の鍵かと尋ねる。
源次がおそらくこの部屋の鍵だろうと答えると、楼座は部屋を出てそれが正しいことを確認する。
何故こんなところに鍵があるのかと言う楼座に、紗音は「朱志香は自室を施錠する習慣はあまり無かった」と答える。
更に、この扉を開錠できる鍵はいくつあるのかと尋ねる楼座に、熊沢は朱志香の持つ一つだけと答え、源次らは他にマスターキーでも開錠可能で、これは使用人全員が一本ずつ所持する他は存在しないと説明する。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
前回のゲームではマスターキーには余剰分があるとされていたではないかと物言いを付ける戦人。
ベアトリーチェが言うには、自分にあまりに不利な設定なので、設定変更したのだそうである。
(赤字発言については他項参照)。
朱志香の部屋?に戻る戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音
突然、朱志香殺害の犯人、あるいはその一味の一人を特定できたと言い出す楼座。
マスターキーを持っている使用人しか、ここを施錠して出ることは出来ないという楼座に対し、熊沢と郷田は自分ではないと否定するが、楼座にそれは証明できないと返される。
一方で楼座は、金蔵から聞いた話により源次と紗音のアリバイは認められると言う。
とすると、怪しいのはやはり熊沢と郷田だとはいうものの、楼座は更に朱志香が背中を刺されている事に言及し、犯人は彼らではなく嘉音でしか有り得ないと結論する。
譲治と紗音は嘉音ではないと反論するが、では誰なのかと問われると何も言い返せない。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
悩む戦人に魔女のせいにしてしまえと囁くベアトリーチェ。
拒否する戦人にベアトリーチェは、ならば嘉音のせいにすれば良いというが、戦人はそれも御免だと突っ撥ねる。
朱志香の部屋?に戻る戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音
嘉音犯人説を受け、南條が「疑わしきはクロ」発言をし、警戒するに越したことは無いと言うと、紗音が不服そうにするがそれ以外は異論も出ない。
楼座は、①マスターキー不所持と言うことで謎の賓客は朱志香殺害の容疑者から外れるが、事件に無関係とは言えない事、②容疑者と言えないのは自分自身と死体になった者だけだという事、③死体が見つからない限り、嘉音が朱志香殺害の最有力容疑者である事を述べ、皆に用心するよう忠告する。
最終的に、楼座は嘉音を朱志香殺害の犯人と仮定すると断言する。
朱志香? 嘉音? ベアトリーチェ?
朱志香?が泣きながら、何故嘉音を犯人扱いするのかと言うと、嘉音?は死体が無いからだと答える。
その様子を見物し?笑うベアトリーチェ?。
嘉音は犯人ではないと叫ぶ朱志香に、死者の嘆きは届かないと嘲笑うベアトリーチェ?。
朱志香の部屋?に戻る戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音
突然、“全然駄目”だと言って、戦人が嘉音犯人説を否定する。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
嘉音犯人説を否定して、どうやって密室を説明するのかと問うベアトリーチェに、戦人は実は何も考えていないが、ともかく屈しないと答える。
朱志香の部屋?に戻る戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音
紗音と譲治は戦人に期待の目を向け、楼座はならば熊沢と郷田のどちらを疑うのかと問う。
戦人はどちらも疑わないと言い、では犯人は誰だと問う楼座に、自分は嘉音が犯人でない事が言いたいだけだと答える。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
どうやって嘉音犯人説を否定するのかと問うベアトリーチェに対し、戦人は出来るものなら「嘉音がマスターキーを持っていた」と赤字で復唱してみろと挑発する。
朱志香の部屋?に戻る戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音
(現実とメタ視世界が連動するよう書かれている為、明示されていないが、)嘉音がマスターキーを持っていなかったと言う戦人に対し、楼座が何故そういえるのかと尋ねると、戦人は郷田が嘉音の名誉を守ったのだと言う。
意味を理解できない譲治は戦人に説明を求める。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
朱志香は嘉音に鍵を返していないのだと言う戦人に対し、郷田に気付かれず鍵を返したかもしれないと指摘するベアトリーチェ。
戦人は全然駄目だと返す。
朱志香の部屋?に戻る戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音
(現実とメタ視世界が連動するよう書かれている為、明示されていないが、)朱志香が返していない為、嘉音はマスターキーを持っていなかったのだと言う戦人。
更に戦人は朱志香のポケットに嘉音のマスターキーがあるはずだと言い、南條に確認を頼む。
南條がポケットから鍵を見つけ、源次が間違いなくマスターキーであると言う。
それでも嘉音が疑わしい事に変わりはないと食い下がる楼座に対し、戦人は証拠なき断言は許さないと宣言する。
南條は「疑わしきはクロ」発言を謝罪し、譲治と紗音は戦人(と郷田)を賞賛する。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
嘉音犯人説を否定した戦人は、犯人はどうやって扉を施錠したのかという問題に直面することに。
部屋が密室である事の定義を確認する為質問すると、ベアトリーチェは「嘉音はこの部屋で殺された」と赤文字で答える。
以降、嘉音は死亡扱いとなる。
その後のやり取りでベアトリーチェは赤文字を乱発し、戦人は魔女も人間も否定したいという自らの矛盾に気付く。
どうしても人間を疑いたくない戦人は思い悩み、ベアトリーチェは嘲笑う。
(具体的な赤字発言については他項参照
朱志香の部屋?に戻る~8:00戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音
嘉音犯人説は否定できたが、誰が犯人かは分からないとして戦人は降参宣言をする。
戦人は楼座と握手をし、誰をも疑うかのような彼女の目を見て自らに何も失う覚悟が無い(=人間を疑えない)ことを実感する。
8:00→13:00鏡が割れるエフェクト
  • BGM:stupefaction(犯人の意図がわからない)/暗闇の刻(全員殺害をねらっているのか?)/mind(黄金はなぜ三本もあるのか)/隣死(朱志香の部屋へ)/Requiem(朱志香遺体発見。嘉音行方不明)/胡散の香り(楼座、嘉音への疑い表明)/moon(嘉音を疑えない戦人)/Dread of the grave(戦人、嘉音の疑いを晴らす)/金色の嘲笑(ベアトvs戦人)



[編集]狼と羊のパズル

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
屋敷
客間
13:00~戦人 譲治 真里亞 南條 郷田 熊沢 楼座 源次 紗音
源次によれば明日には船が来ると言うので、一同は客間で明日を待とうということに。
(戦人は捜査続行を提案するも、犯人を刺激するのは危険だと楼座に却下された)
毒殺を警戒する楼座は安全な食べ物以外を口にしない様厳命し、昼食は缶詰に(郷田の願いで、楼座がチェックした皿に彼が盛り付けることになった)。
昼食後、真里亞は戦人に“狼と羊のパズル”の本を見せる(戦人によるパズル解説)。
楼座が、郷田が食器を洗いに厨房に行くので、他の使用人たちも付いていくようにと言う。
(譲治も付いて行きたいというが、話があるので残るよう楼座に言われ諦める)
4人の使用人たちが出て行こうとしたところで、楼座が南條に小声で何かを言うと、南條は読書を中断して使用人たちに付いて行く。
使用人たちと南條の5人は退出する。
5人の退出を確かめた後、楼座は、これで右代宮家の人間だけになったと言って話を始める。
(真里亞にはテレビを見ていろと言って外させているので3人で会話)
ベアトリーチェ?が真犯人かは別として、マスターキーを持つ使用人たちは少なくとも犯人一味として疑わしいと楼座は主張する。
戦人と譲治があれこれ反論すると、楼座は室内から施錠した嘉音が隠し通路を使って脱出したのではないかと言い出す。。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
楼座の推理は一番最初に考えたと言う戦人が、その説は既にベアトリーチェの赤文字発言によって否定されている事を確認する。
(具体的な赤字発言については他項参照
客間に戻る楼座 戦人 譲治 真里亞
隠し通路説は受け入れ難いという譲治に、楼座は紗音と仲が良いから使用人全員がグルというのは認め難いのだろうと言う。
更に楼座は全員であるかはともかく使用人の中に犯人若しくは共犯がいると断言し、“狼”は状況次第でいつでも“羊”を襲うだろうと言う。
これを聞いた譲治は憤慨し、紗音が危険なので自分たちも厨房へ行くべきだと主張する。
これを受け、楼座は遂には紗音も源次も“狼”だから書斎に行っても無事だったのだと言い、譲治は発言の撤回を要求する。
ここで戦人が口を挟み、楼座自身が狼で無いと証明できるのかと問う。
楼座は出来ると即答し、今この状況で銃を使っていないからだと説明する。
疑心暗鬼に辟易する戦人は心中でベアトリーチェに愚痴をたれる。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
現実世界での戦人の愚痴を受ける形でおどけるベアトリーチェに、黙っていろと吐き捨てる戦人。
屋敷
厨房
郷田 源次 紗音 熊沢 南條 嘉音?
せめて食べたい人にだけでも振舞おうと、余った食材でスープを作る郷田。
源次と南條はチェスに興じ、紗音と熊沢は皿を洗う。
皆で話していると、「ずるる、どしゃり」という音がし、数瞬後に使用人たちは勝手口の向こうに誰かがいる事に気づく。
郷田が誰何するも返事は無く、ナイフを手にした源次が控えた状態で郷田がゆっくりとドアを開ける。
ドアから倒れこんできたのは血まみれの嘉音?で、皆で彼を使用人室のベッドへ運ぶことになる。
源次が嘉音の発見を楼座に伝えるよう熊沢に言うと、嘉音?はそれを制止する
取り敢えず連絡は保留し嘉音?を運ぶ一同。
屋敷
使用人室
~13:17郷田 源次 紗音 熊沢 南條 嘉音?
ベッドに寝かされた嘉音?は南條の診る限り、生きているのが不思議なくらいの重症。
苦しみながら嘉音?は、楼座が朱志香殺害犯だと訴え
、それを聞いた紗音は突然、“ソレ”を探しに地下のボイラー室へ向かう。
残った使用人たちは楼座への対応を協議し、南條は容態が安定したかに見える嘉音?を不思議がる。
起き上がって楼座に対する呪詛の言葉を唱え続ける嘉音?に、南條が本当に痛くないのかと尋ねると、彼は大したことはないといって自ら傷口に指を突っ込んでみせる
そこへ紗音が戻ってきて、嘉音が本物か試すといって、嘉音?にクモの巣を拭き取ったハンカチ(=ソレ?)を近づける。
嘉音?は飛び上がってハンカチをかわすと同時に、腕部の紫に閃く何かで3つの軌跡を描き、その内2つは一瞬にして南條と熊沢の喉をそれぞれ切り裂くが、紗音は源次が咄嗟に引き寄せた為、難を逃れる。
更に嘉音?は紗音に飛び掛ろうとするが、源次が再び紗音を引っ張って彼女を救う。
すかさず源次に促された郷田が嘉音?に飛び掛り壁に押しつけると、彼は紫の軌跡で郷田を攻撃しようとするが、源次が投げたナイフにより阻まれる。
身動きの取れない嘉音?に、源次が紗音から受け取った件のハンカチを押し付けると、彼の身体は焼けた後に無数の黄金蝶となって爆ぜ散り、虚空に消えてしまう
郷田は、何があったのか理解出来ないと言って一人混乱する。
以降、南條、熊沢は死亡扱いとなる。
紗音は南條と熊沢の遺体の前で涙を流し、源次は無言でたたずむ。
13:17薔薇の紋様のエフェクト
  • BGM:旋律(シラベ)inst.ver(狼と羊のパズル)/隣死(楼座の疑い)/誘い(使用人への疑い)/play(厨房勝手口にだれかが?)/煉沙回廊(重傷の嘉音が現れる)/stupefaction(楼座がやったとうめく嘉音)/Closed My Heart(嘉音傷口に指をつっこむ)/Red Dread(南條・熊沢殺害。蜘蛛の巣紗音・プロレスラー郷田・ナイフ投げ源次)




[編集]悪魔の証明

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
屋敷
客間
13:17~楼座 戦人 譲治 真里亞 郷田 源次 紗音
使用人室での出来事を客間に報告に来たらしい使用人たち。
楼座が激しい調子で問い詰めるが、使用人たちは嘉音?の行動について上手く説明できない。
一方、真里亞は何かを書いて「ベアトリーチェの問題を解いている」らしい。
楼座に促され一行は全員で使用人室へ向かう。
屋敷
廊下~使用人室
楼座 戦人 譲治 真里亞 郷田 源次 紗音
ベッド及び部屋中が血痕だらけの使用人室。
譲治は真里亞の目を塞ぎ、入り口のところで部屋に背を向けている。
部屋を見て南條と熊沢の遺体が無いのに気づき、狼狽する使用人たち。
郷田が「私たちはこの部屋を出る時、確かに鍵を掛けて」と言うに及び、一同はまたもや密室?の謎に直面する。
戦人は犯人が嘉音としても、彼はマスターキーを持っていないはずと指摘するが、楼座は南條の遺体からマスターキーを入手可能だとして退ける。
(犯人は二人いたと考えて)部屋を調べ始める楼座。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
南條所持のマスターキーを使って遺体を持ち去ったとするなら、身内を疑わざるを得ないぞと嘲笑うベアトリーチェ。
構わず赤文字復唱を要求する戦人に、ベアトリーチェはそもそもこの説の前提はこれから崩れるので、答える必要は無いと言う。
使用人室に戻る楼座 戦人 譲治 真里亞 郷田 源次 紗音
室内を物色していた楼座がどこかから封筒と便箋を取り出し、便箋を朗読する。
楼座は「ここに堂々と置いてあった」と言っているが、この時・この部屋で見つけたかは不明
魔女の手紙Ⅲ、手紙の具体的内容については他項参照
読み終えた楼座が、封筒の中身を手の平の上に晒すと2本のマスターキー?が出て来る。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
隠し扉の定義について考えた戦人が、“この部屋には俺たち以外の誰もいない”を赤字で復唱要求するが、あっさり返された上に朱志香の部屋についてまで赤字で駄目出しをされる。
魔女と人間のジレンマに苦しみ悶える戦人を嘲笑い、降伏勧告するベアトリーチェ。
(具体的な赤字発言については他項参照
屋敷
使用人室
~13:33楼座 戦人 譲治 真里亞 郷田 源次 紗音
南條と熊沢の死体が見つからない以上この2人も怪しいし、たとえ見つかったとしても使用人たちは疑わしいと言い出す楼座。
譲治らは反論するが、源次がもっともだと言って楼座にマスターキーを返還すると、他の使用人もこれに倣う。
楼座は真里亞から手提げを奪い、この中にマスターキーを入れると、5本中の1本を手にして鍵の独占を誇示する。
真里亞は不気味に笑い、鍵など関係ないと言って母を嘲笑う。
真里亞に同意して、泣きながら全て魔女の仕業だったのだと言い出す戦人を真里亞が慰める。
厨房へ戻り、以後許可なき限り客間には立ち入らないので、施錠するようにと楼座に告げ、源次が退出する。
郷田もこれに倣い、厨房で控えると言って退出する。
譲治は自分も紗音らと厨房へ行くと言い、楼座が許可すると紗音とともに退出する。
使用人たちと譲治の退出後、尚も「家具ども」は信用出来ないと言い捨てる楼座に、唖然とする戦人が何故だと問う。
楼座は、「マスターキーが全部で5つ」かは証明できない(=悪魔の証明)からだと答える。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
「楼座に赤字で“マスターキーは5本しかない”と言ってやってくれ」と懇願する戦人。
魔女の存在を認めて屈服し、自らの家具となればそうしてやると言うベアトリーチェ。
13:35→18:00鏡が割れるエフェクト
  • BGM:dead angle(南條・熊沢の死が伝えられる)/stupefaction(死体消失。またもや密室)/絵画の魔女(魔女の手紙)/オルガン小曲 第6億番 ハ短調(戦人vsベアト)/旋律(シラベ)inst.ver(戦人の推理。いい手と思ったが…)/オルガン小曲 第6億番 ハ短調(ベアトの赤文字)/システム零(楼座の疑い)/moon(マスターキーを返し部屋を出る使用人)/牢獄STRIP(戦人vsベアト 屈服を迫る)




[編集]儚き抵抗

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
屋敷
厨房
18:00~譲治 紗音 郷田 源次
客間では詳しく説明されなかった使用人室での出来事について聞いた様子の譲治。
何故クモの巣を取りに行ったのかと問う譲治に、紗音は、以前熊沢に聞いた六軒島の悪霊の話を参考にして行動したと答え、更に紗音は祠の鏡に言及する。
(譲治は「霊鏡を割ったというのはさすがにやり過ぎだ」と思ったそうであり、紗音は、「割ったまま立ち去りました」と言っているが、実際紗音が割ったのかは一応不明
話が魔女と鏡の関係に及んだ時、郷田が夏妃の持つ霊鏡に言及する。
オカルト説に傾いた様子の譲治の発案で、夏妃の霊鏡を入手しようということになる。
マスターキーを持たない一同は、夏妃の部屋の鍵を手に入れるため、礼拝堂へ向かうことに。
出発に際し、譲治の指示で、紗音は懐中電灯、郷田はガラスを割る為のフライパン、源次は傘を用意する。
しかし、源次の用意した傘は3本で、彼は金蔵の?用命に備えて待機するので行けないという。
独りチェス盤に目を落とす源次を残し、3人は退出する。
3人が去った厨房で、源次がナイフ?を取って手に隠し、息を殺していると、配膳台の上に置かれたアイスペールの中から黄金蝶が現れる
譲治たちの後を追うかのような黄金蝶を、源次がナイフを投げて壁に縫い止める。
黄金蝶は、何度か羽ばたいた後、細かな黄金の粉と煙になって消えてしまう
その後、何事も無かったようにチェス盤に目を落とす源次。
屋敷
客間
楼座 戦人 真里亞
施錠されたのみならず、バリケードまで築かれた客間。
楼座は一人掛けのソファーで銃を抱き、戦人と真里亞は碑文の謎解きをしている。
真里亞は、天井を見上げて考え事を始めた戦人を叱り、何故魔女はヒントなど与えるのかと問う戦人に魔法とリスクの話をする。
真里亞は「碑文の謎を解けば助かる」と断言するが、ベアトリーチェが約束を守るとは限らないのではと考える戦人。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
現実世界での戦人の疑問に答える形で、“妾は約束は守る”と赤で言うベアトリーチェ。
少し調子が戻ってきた様子の戦人は、いくらでもゲームに付き合うと言い、ベアトリーチェはそうでなくては詰まらないと言って笑う。
礼拝堂内譲治 紗音 郷田 ベアトリーチェ?
入れる場所が無いことを確認した後、窓を割って進入した3人。
郷田が促し、紗音が夏妃(の遺体)のポケットから夏妃の部屋の鍵を手に入れる。
紗音が鍵を高々と掲げると、テーブルの周りから無数の黄金蝶?が湧き上がり、紗音を飲み込むように動き出す
郷田は紗音に逃げるよう言い、譲治とともに紗音に駆け寄り蝶?を払いのけると、3人で破った窓へ走る。
譲治が窓から出ている暇はないと言い、3人は扉を開けようとするが、固くて?開かない。
郷田は蝶の群れ?を上着で払い続け、譲治は扉を開けようと奮闘するが、ガタが来ているようで?開かない。
その時、郷田は黄金蝶を侍らせて?テーブル上に立って笑うベアトリーチェ?と目が合い「確かに肖像画の魔女そのもの」であることを確認する。
すると扉が開き、この時譲治と紗音もベアトリーチェ?の姿を認める。
ベアトリーチェが足を止めても良いのかと言うと、彼女を包んでいた黄金蝶の群れが3人の方へ向かって来る
どの時点で逃げ始めたか不明だが、ベアトリーチェ?を見て足を止めたらしい紗音と郷田は、急げと言う譲治の声で我に返り、3人は雨の中、礼拝堂から飛び出す。
傘も差さず、振り返ることなく屋敷に飛び込んで行く3人。
一方、黄金蝶?は雨の中では思い通りにならないらしく、3人をうまく追うことが出来なかった様子。
その様子を見て?、笑うベアトリーチェ?。
屋敷
夏妃の部屋前~夏妃の部屋
~18:42譲治 紗音 郷田 ベアトリーチェ? (ベルゼブブ?) 山羊頭の従者?x6 (嘉音?)
鍵を開けて室内に入ると、霊鏡を探し始める3人。
引き出しを開けまくる中、紗音がそれらしき箱を見つけるが、鍵が掛かっていて開かない。
譲治が(おそらく万年筆を使って)箱を抉じ開けようとし始めたとき、郷田は廊下の向こうからやって来る“影”に気付く。
ベアトリーチェ?と山羊頭の従者?×6を見た?郷田は譲治に急ぐよう言って、扉を閉めて施錠しようとするが、施錠した途端、何かに弾き返されるように元に戻ってしまい、扉を閉めることが出来ない
嘲笑いつつ部屋へ近づいて来るベアトリーチェ?らの息吹までをも耳にした時、郷田は施錠を諦め、肩から扉にぶつかり自らを施錠とする。
紗音がどこかからレターオープナーを見つけ、今度はそれを使って譲治が箱を抉じ開け始める。
その時、扉への圧力が一際強くなり、恐怖に絶叫する郷田。
更に郷田は、扉から抜け出てきた?手が自分を撫でるのを目にし?、扉の向こうから若い女(ベルゼブブ?)の声(魔女の声ではなかったそうである)を耳にする。
若い女の声が笑うと、“その淫らな腕が弾け”、郷田は?物凄い速度で何か(=“奇妙な意匠の施された杭のようなもの”)が部屋の中を跳ね回る音を耳にする
“奇妙な意匠の施された杭のようなもの”は郷田の胸のど真ん中に打ち込まれて止り、郷田が仰け反って倒れると、ベアトリーチェ?と山羊頭の従者6人?と黄金蝶の群れが部屋に入ってくる。
入室したベアトリーチェ?が紗音に「未練は無いな」と言った時、譲治は箱を開けることに成功する。
箱の中のそれらしき巾着袋から譲治が中身を出そうとすると、黄金蝶が一斉に彼に襲い掛かってくる
その時、赤い閃光?が紗音を中心に円を描くように黄金蝶たちを切り抜く
譲治を庇うように立ちはだかり、魔女たち?を睨み付ける紗音。
「嘉音の名誉を汚そうとした」と憤る紗音に対し、魔女が指を弾くと山羊頭の従者の1人?の姿が嘉音?に変わる
ベアトリーチェの命令で、嘉音?は紗音に襲い掛かるが、結界?に阻まれた嘉音?は無数の黄金蝶となって砕け、更に黄金の飛沫となって消える
驚く譲治に、「中心軸をずらしたくない」ので動かぬよう言う紗音。
霊鏡が紗音に力を貸しているようだが、「霊鏡の本当の力を引き出すには、準備も時間も足りない」し、自分はそのどちらも与えないと言うベアトリーチェ?。
ベアトリーチェと紗音の会話中、目に見えない悪意?が紗音を中心とした見えない円柱の壁?を侵食しようとし始め、壁?は真っ赤な波紋を描きながら削られ?始める
抵抗しているつもりかと言って、壁?に黄金蝶をけしかける?ベアトリーチェ?(ベアトリーチェ?はここで、「全然駄目だぜ」という戦人の口癖を口にする)。
黄金蝶?が徐々に紗音たちを守る円柱の壁を削っていく中、紗音が譲治にお願いがあると言う。
譲治は紗音の願いに答えようとする。
18:42→21:00鏡が割れるエフェクト
  • BGM:Voiceless(自分の行動を後悔する紗音)/dead angle(礼拝堂へ鍵を取りに行くことに)/Voiceless(「妾は約束は守る」)/Red Dread(蝶が三人を襲う)/Worldend dominator(ベアトとのチェイス。夏妃部屋へ。郷田の死)/サソリのハラワタ(シャノンシールド)/moon(「ごめんなさい…。…やはり、…私には、…無理でした…。」「…うん、ありがとう。…君は僕のために戦ってくれた。…それだけで嬉しいよ。」紗音最後の願い)




[編集]屈服

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
屋敷
廊下
21:00~源次
夕食を取った後、夜の見回りをする源次。
(楼座らに夕食をどうするか聞きに行ったが、缶詰を食べるので結構だと怒鳴られ扉も開けてもらえなかったそうである)
マスターキーを返還してしまった為、普段より早く順路を回る源次。
屋敷
中庭
源次
見回り中、中庭にて何かを発見した様子の源次。
屋敷
客間
楼座 戦人 真里亞 源次
ウトウトしていた楼座と戦人は、ノックの音で目を覚ます。
ノックしたのは源次で、彼は扉の外から、「南條と熊沢の遺体を発見した」と報告する。
楼座は皆で遺体を確認こうと言い、彼女が銃を構えて警戒する中、戦人がバリケードをどかして扉を開け、3人は源次と合流する。
戦人が死体はどこかと尋ねると、源次は中庭だと答え、案内すると言う。
楼座は戦人に待つよう言い、客間の戸締りの確認を始める。
屋敷
中庭
楼座 戦人 真里亞 源次
源次が傘を差し出すが、銃を持つ楼座は無視し、真里亞以外は傘なしで中庭に出る。
一行は、中庭のど真ん中に南條と熊沢の死体を発見する。
ここで、南條、熊沢の死亡状態が変化する。
一行は、二人の首の傷を確認するとともに、南條の膝と熊沢の足首に悪魔的な装飾のされた杭のようなものが刺し込まれているのを発見する。
碑文にある生贄のつもりだと察する戦人に対し、真里亞が第七、八の晩だと指摘する。
第四~六の晩が抜けていることに戦人が気付き、楼座は源次に譲治ら3人の所在を尋ねる。
源次は、彼らは2~3時間前に夏妃の部屋へ探し物に行ったと答える。
それを聞いた戦人らは、夏妃の部屋に駆けて行く。
屋敷
夏妃の部屋前~夏妃の部屋
楼座 戦人 真里亞 源次
一行は部屋前に来ると、扉が赤い塗料のようなもので“幼稚園児の泥遊びか何かの後のようになっている”のを発見する。
楼座が源次に扉を開けるように言うが、鍵が掛かっているらしく開かない。
楼座は戦人にマスターキーを渡し、開けるように言う。
戦人は施錠されていることを確認した後、開錠して扉を開く。
一同は部屋の中の惨状を目の当たりにする。
以降、譲治、紗音、郷田は死亡扱いとなる。
部屋に入ってすぐのところには、「うつ伏せに」郷田が倒れており(「仰け反って」、倒れた後どのようにしてこうなったのかは不明)、胸のど真ん中には“例の悪魔の杭”がぶち込まれている。
譲治の遺体は、部屋の一番奥の壁際でうつ伏せになっており、“例の杭”が腹のど真ん中にぶち込まれている。
紗音の遺体は、鏡が割れた?化粧台の前の血の海に、やはりうつ伏せに倒れており、戦人が顔を確認すると額には穴が開いている(“悪魔の杭”は傍らに転がっている)。
勝手に死体に触れた戦人は、楼座に咎められるとともに後ろ襟を引っ張られて尻から転ぶ。
第八の晩まで終わってしまったと悲嘆に暮れる戦人を、自分といれば大丈夫だと真里亞が慰める。
検死を終えると、楼座はこの部屋を封印すると宣言して皆を追い出すと、戦人に預けていたマスターキーを奪い返して扉を施錠する。
(楼座は譲治が持っていた夏妃の部屋の鍵も回収したそうである)
ここで、戦人はこの部屋が第四の密室?であったことに気付く。
屋敷
客間前?~客間
楼座 戦人 真里亞 源次
客間前?まで戻ってくる一同。
楼座が、ここまでで結構だと源次に告げると、戦人はそれでは源次が危険だと言って反対する。
楼座が、源次が一人でも無事だったのは彼が狼だったからだと返すと、源次は戦人に礼を言い、用があればいつでも呼ぶよう言って廊下を去って行く。
客間に入ると、楼座は客間内の確認を始める。
戦人はその様子をしばらく廊下から眺めた後、客間に入る(真里亞がどのタイミングで入室したかは不明)。
ソファーに座り、両足をテーブルの上に乗せようとしたところで、戦人はそこに片翼の鷲の紋章の入った洋形封筒が置かれているのに気付く。
戸締りに問題は無いと言う楼座の声を聞いた後、戦人は封を開ける。
中には便箋が2枚入っており、1枚目には赤字で魔法陣が書いてある(その後、言及が無いため魔法陣の詳細不明)。
そして2枚目には文字が書かれている(魔女の手紙Ⅳ、手紙の具体的内容については他項参照)。
そこに、それは何かと言って真里亞がやって来きて?、楼座がその様子に目を止める。
その手紙は何だと言う楼座に、戦人が狼狽してここに置いてあったのだというと、楼座は黙考した後真里亞を呼び寄せる。
真里亞がやって来ると、楼座は銃口を向けて、戦人は“狼”だと断定すると言う。
罵り合う中で、楼座は、戦人以外に手紙を置けた者はいないと言い、戦人は楼座が真犯人と通じていてマスターキーを貸したのだと言い出す。
これに対し、マスターキーはここに5つあると言って否定する楼座。
戦人は、ならば犯人はどうやって夏妃の部屋を施錠したのか証明してみろと言う。
メタ視世界メタ戦人 ベアトリーチェ
夏妃の部屋もこれまでと同じだと言って、赤文字を連発するベアトリーチェ。
黙れと叫ぶ戦人。
(具体的な赤字発言については他項参照
客間に戻る楼座 戦人 真里亞
尚も罵り合いを続ける楼座と戦人。
そこへ、真里亞が泣きながら割って入ると戦人は我に返り、全て魔女のせいだったのだと言って叫び始める。
金蔵の書斎22:00(時計が正しければ)
~22:07
金蔵 (ベアトリーチェ?)
いつの間にかまどろんでいた金蔵が目を覚ます。
時計を見ると午後10時。
魔女の肖像画に近付き、吼え猛った後、嗚咽し始める金蔵。
震えながら泣く金蔵の背中に、一枚の金箔のような蝶がどこからともなく現れ舞い降りる
突然、何かを思い出したかのようにチェス盤に向かうと駒をなぎ払った後に並べだす金蔵。
ベアトリーチェを愛していると呟いた後、金蔵はノックの音を耳にする。
金蔵が二度誰何すると、扉の向こうの「女」は「答えた」。
22:10→23:30薔薇の紋様のエフェクト
  • BGM:隣死(熊沢・南條の死体発見)/mind(夏妃の部屋へ)/dead angle(郷田・譲治・紗音の死体発見。またも密室)/Closed My Heart(魔女からの手紙)/nighteyes(楼座、戦人に銃口を向ける)/Fortitude (戦人ベアトを認める)/透百合(金蔵の嘆き)/てくてく(「…お前を、…愛している…。…ベアトリーチェ…。」)




[編集]復活

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
屋敷
食堂~金蔵の書斎
23:30~23:59戦人 源次 金蔵 ベアトリーチェ?
客間を追い出された?戦人は屋敷中を放浪した後、食堂で自棄酒を飲んでいる(施錠はしていない)。
ノックの音がし、戦人が応じると源次が入って来る。
金蔵の人生は悲しい出来事の末贖罪の為のものと成り果てたのだと言う源次に、戦人は何を知っているのだと尋ねる。
源次は、金蔵「たち」に直接聞くのがよかろうとして、戦人を書斎へ案内すると言う。
2人は大階段を上り3階へ。
途中、源次は戦人に真実を知る覚悟があるのかと、最後の確認を取る。
書斎前に来ると、源次は黄金の鍵を使って扉を開ける。
中に入った戦人は、部屋を満たした黄金蝶?が溢れ出すのを目にする
応接席には金蔵の背中が見えるが、向かいの相手の姿は良く見えない。
戦人の姿を認めて待つよう告げる金蔵は、チェスの対局中らしい。
チェスの相手であるベアトリーチェ?も、金蔵のために待つよう戦人に告げ、戦人はこの魔女を「初対面なのに知っている」と感じる。
単に、肖像画に瓜二つだったと言いたいだけの可能性もある?
金蔵は源次に、戦人に酒を振舞うよう言い、源次は“いつものあのお酒”を準備すると言う。
魔女の名を何度も呼んだので、戦人に面会を許したと言うベアトリーチェ?に、戦人は矢継ぎ早に問いを投げかける。
やかましいと言う金蔵を制し、条件を飲むなら全ての質問に答えると言うベアトリーチェ?。
金蔵と賭けをしたのだと言い、「全てを聞き、自分の存在に納得できたなら跪いて靴にキスをしろ」との条件を述べるベアトリーチェ?。
戦人が応じると、ベアトリーチェ?は質問を促す。
23:59鏡が割れるエフェクト
ここで、エンドロール。
  • BGM:witch in gold (cembalo)(食堂の戦人に源次が訪れる)/ageha(源次全てを話すと言い書斎に誘う)/黒のリリアナ(金蔵とベアトのチェス。ベアトへの質問。曲はそのまま継続してエンドロールへ)




[編集]魔女の宴

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
どこか~礼拝堂23:59~楼座 真里亞
事情不明だが、どこかから礼拝堂までベアトリーチェを探しにやって来る楼座(と真里亞)。
楼座は黄金のインゴットを一つ毛布に包んで担ぎ上げる。
真里亞はもうすぐ黄金郷の扉が開くと言って不気味に笑い、楼座はベアトリーチェに姿を現せと叫ぶ。
金蔵の書斎金蔵 ベアトリーチェ? 源次 戦人
チェスに興じている金蔵とベアトリーチェに、源次がそろそろ宴の時間だと声を掛ける。
源次がベアトリーチェ?に替えのドレスを渡し、金蔵と源次は退出する。
ベアトリーチェ?は戦人に着替えを手伝わせる。
ここで、時間経過シーンがあるが、その後24時の鐘が鳴る為、↑が実際23:59以降からの出来事なのか不明。
玄関ホールベアトリーチェ? 金蔵 源次 家具?(=戦人?) ベルンカステル? 山羊頭の貴族たち?
山羊頭の貴族たち?が集まっているホールで、源次がベアトリーチェの入場を告げると拍手が巻き起こる。
家具を従えて階段を下りてくるベアトリーチェ。
貴族たちと挨拶を交わしながら移動するベアトリーチェ。
通り過ぎる家具を見て、ベルンカステル?が山羊の仮面を外し「哀れね」と呟き、彼女はベアトリーチェと言葉を交わして去る。
ベアトリーチェが宴の始まりを宣言すると、大時計が24時を指し、大きな鐘の音を鳴らし始める(この時、実際に24時なのかは不明)。
室内を金箔に染めていた黄金の蝶たちが一斉に飛び交い、黄金の扉が開かれる?
山羊の貴族たちが金蔵を揉みくちゃにし始め、金蔵は「ワインとなり肉となりパンとなる」。
その光景を見ていた家具は、魔女に後ろから膝を蹴り付けられ絨毯の真ん中に転げる。
山羊の貴族たちに囲まれる家具を残し、魔女は去って行く。
家具が悲鳴を上げると、山羊の貴族たちは「宴を開始」する。
薔薇庭園楼座 真里亞 山羊頭の異形の人影? 巨漢の山羊頭?
黄金蝶、黄金の妖精、黄金の蜥蜴が乱れ飛ぶ薔薇庭園。
黄金蝶と山羊頭の異形の人影に追われ、逃げる楼座と真里亞。
真里亞が転び、起き上がろうとしたところを疾駆してきた山羊頭が鷲掴みにして引っ張り上げる。
走り戻って来た楼座は山羊頭にタックルし、肘鉄を入れ膝を打ち込むと、内臓(あるらしい)の苦痛に身を屈めた山羊頭の口に銃口をねじ込んで発砲し、山羊頭の延髄(あるらしい)を粉砕する。
解放された真里亞は母に抱きつく。
更に巨漢の山羊頭が迫るのを目にし、楼座は弾をを落として真里亞に拾わせる。
楼座は自分が倒れたら海を泳いで逃げろというが、真里亞は応じない。
楼座は発砲とリロードを繰り返し、巨漢の山羊頭の胸板に4発を着弾させるが相手は怯まず駆けて来る(距離不明。物凄い防弾チョッキ?)。
楼座は真里亞に銃の弾を込めるよう言うなり、インゴットを両手で掴んで走り出し、山羊頭の頭部に叩きつける。
更に楼座は万年筆を山羊頭の左目に突き刺すと、掌底で押し込む。
弾を込め終えた銃を真里亞が楼座に寄越した時、ようやく巨漢の山羊頭は倒れる。
更なる追っ手を茂みの向こうに認めると、楼座は銃とインゴットを抱えて真里亞と逃走を再開する。
薔薇庭園を抜け、木立の中の階段を駆け下りていく2人。
楼座が階段を踏み外し、インゴットを失うとともに左足を負傷して倒れてしまう。
黄金蝶が2人を取り巻き始める中、楼座は真里亞に先に行けというが真里亞は拒否する。
楼座は真里亞を抱き締めたまま片手で銃を構える。
楼座が叫び、5発の銃声が鳴った後、暗転。
画面中央に“うみねこのなく頃に、生き残れた者はなし。”の文字。
EP2終了。タイトルに戻る。
  • BGM:胡散の香り(楼座,礼拝堂のインゴットを入手)/サソリのハラワタ(金蔵書斎)/黒のリリアナ(魔女の宴)/Worldend dominator(楼座無双。「世界にママはひとりしかいないんだよ」)



[編集]EP2 Tea Party

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
魔女の褒美楼座、ベアトリーチェ
まず、「プルガトリオ」(Purgatorio。ダンテの神曲の「煉獄編」のタイトル)と言う章タイトルが画面に表示される。
右代宮家ではないどこかの客間で楼座が目を覚ます。黄金の蝶が集まりベアトリーチェが出現。ベアトリーチェは楼座に何でも望むものを与えると言う。ベアトリーチェは褒美を与える理由を「その強運への褒美と思うても良かろうし、妾の求めに対する正当な対価と考えても良い」「そなたにとってはまったく大したことではないかもしれないが、妾にとってはそれだけ意味がある取引」と述べる。魔女との取引とは何なのか楼座は理解できない。だが、ベアトリーチェは楼座が何が欲しいかを言う前に、楼座の心の中の隙間を埋めることを褒美にすると勝手に決める。楼座の心は魔女の瞳に吸い込まれ暗闇に落ちる。
楼座の心の隙間楼座、蔵臼、絵羽、留弗夫
楼座の回想シーン(?) 子供時代に楼座を見下し苛めていた三兄弟の回想が行われる。
蔵臼は、身に覚えがない理由でよく罰と称して楼座を叩いたり、玩具を取り上げて壊したりし、絵羽は幼い楼座を狡猾な嘘で騙し続け、留弗夫は蔵臼と絵羽の間を要領良く渡り歩くコウモリのような男で、蔵臼と絵羽に同調して二人と同じように楼座をいじめていた。
回想が一段落し、テキストの「語り手」(この章のテキストは三人称視点である)により、楼座の心の隙間が分析される。楼座は子供の頃に虐められていた憎悪の記憶を大人になっても引きずっている。大人になるということは子供時代の記憶と決別することであり、子供の頃の負の記憶を引きずっている楼座は一児の母になっても大人になりきることができていないことが分析される。
第二のお茶会ベアトリーチェ、楼座、真里亞
再び客間。ベアトリーチェは楼座を憐れみ、彼女の中の負の記憶を消し去るために「飢え」を満たしてやると述べる。癒しとは痛みを取り除くことではなく、痛みの代償として快楽を与ることなのだとベアトリーチェは言う。
楼座への褒美は、心の痛みが取り除かれるまで美食を永遠に味合うというものとなる。客間に豪華な食事が並べられ楼座は山羊頭の使用人によって、兄弟を調理して作られたご馳走を強引に食べさせられる。それらは舌やゴールデンドロップ(血液の最後の一滴目)など一人の人間から少量しか取れない貴重な部位を使った料理であり、料理に足るだけの量を抽出するために、ベアトリーチェは魔法で兄弟たちを生き返らせては食材を採取して殺すことを繰り返す。
ベアトリーチェはデザートには真里亞とリンゴのオーブン焼きを出すことを宣言する。ベアトリーチェは「これで真里亞を愛するふりで苦しむことはなくなり、自由になれる」と言い、真里亞を楼座の元に呼び出す。真里亞は自分が母親の邪魔になっていたことを謝り、食材になることを承知する。半狂乱になる楼座に対して、ベアトリーチェは「もてなしに満足したならば妾が魔女であることを認めろ」と迫る。楼座は解放を願い魔女に屈服する。ベアトリーチェはついに全員に魔女の存在を認めさせたと哄笑する。
戦人の復活ベアトリーチェ、楼座、真里亞、戦人
家具となっていたはずの戦人が楼座への虐待に耐えかねてか正気を取り戻し復活。ベアトリーチェに再戦を申し込む。ベアトリーチェは驚愕しつつも好敵手の復活を喜び、二人の戦いは続く。
ベアトリーチェは最後に「読者への挑戦状」として戦人(とプレイヤーたち)に5つの密室の謎を投げかける。すなわち以下の五項目。
「礼拝堂の鍵」
「朱志香の部屋の鍵」
「使用人室の鍵」
「夏妃の部屋の鍵」
「客間の鍵」
スタッフロール巨大な文字のスタッフロール。
  • BGM:休息(楼座目覚める)/白日夢の果て(楼座の過去。饗宴の用意)/黒のリリアナ(おぞましい美食)/Dread of the grave(戦人復活)/旋律(シラベ)(スタッフロール)



[編集]EP2 ????

イベント・場所時刻登場キャラ(オレンジ色)と主な内容
人ならざる者のお茶会ベアトリーチェ、ベルンカステル、ラムダデルタ
魔女ベアトリーチェと魔女ベルンカステルによる談話シーン。魔女ベルンカステルは今回のゲームが条件が対等でなくアンフェアだったために、ベアトリーチェの一方的なワンサイドゲームになって退屈だったと述べる。一方、ベアトリーチェは「ベルンカステルはこのゲームに対して傍観者ではなく、ベアチリーチェの敗北に厚く張っている」と看破し、ベルンカステルの感想に対して反論する。(ベルンカステルが傍観者ではないということの意味はEP2の時点では不明。EP1,EP2でプレイヤーにヒントを与えたことを意味している?)
ベアトリーチェはベルンカステルへの牽制のために、新たな客人として魔女ラムダデルタを呼び寄せる。ベルンカステルがベアトリーチェの敗北に張っているならば、これから先のゲームではラムダデルタがベルンカステルの敗北に張ることを宣言する。(ラムダデルタの存在が本編に何か影響を与えることになるのかは、EP2の時点では不明)
ベアトリーチェがラムダデルタを次のゲーム盤を用意しに部屋(?)を出て行った隙に、ベルンカステルはこのシーンを見ている「誰か」(モニター越しにいるプレイヤー? それとも戦人?)に対して、ゲームの謎を解くために以下のヒントを教えてくれる。
その後、ラムダデルタがこのシーンを見ている「誰か」に対して、敵に塩を送る形でゲームの謎を解くために以下のヒントを教えてくれる(本人による理由付けはちょっとツンデレ入っている)。
絶対の魔女であるラムダデルタは無限の魔女であるベアトリーチェには決して負けない相性がある一方で、ラムダはベルンに対して分が悪いという三すくみ。ジャンケンで言うならばベアトリーチェはグー,ベルンはチョキでラムダデルタはパー(本人は「超パー」とも豪語しているが)となる。
(ただし、これらのヒントが真実である保証はない)
  • BGM:オルガン小曲 第6億番 ハ短調(ベアトとベルンの会話)/黒のリリアナ(ラムダ登場)/Over the sky(ベルンのカミングアウトと助言)/胡散の香り(ラムダの助言(?)とじゃんけんのたとえ「超パー」)



[編集]7つの大罪と杭

[編集]魔女の棋譜参照

罪名対応悪魔(杭)被害者
色欲アスモデウス第二の晩に右代宮 朱志香 背中を貫かれ死亡
憤怒サタン第二の晩に使用人 嘉音 胸を貫かれ死亡
強欲マモン第四の晩に使用人 紗音 眉間を抉られ死亡
暴食ベルゼブブ第五の晩に使用人 郷田 胸を抉られ死亡
傲慢ルシファー第六の晩に右代宮 譲治 腹を抉られ死亡
怠惰ベルフェゴール第七の晩に主治医 南條 膝を抉られ死亡
嫉妬レヴィアタン第八の晩に使用人 熊沢 足を抉られ死亡

[編集]小ネタ、ひぐらし関連情報など

譲治の服→ひぐらしデイブレイク
小此木食品→ひぐらしに登場した山狗部隊隊長の名前が小此木
朱志香の文化祭→ニコニコ動画、東方シリーズ、ひぐらし
嘉音の服→上野クリニック、H×Hのフェイタン
メタ戦人とベアトリーチェ→逆転裁判
カノンブレード→Fate/Stay night
ダンボール箱→メタルギアシリーズ
ラムダデルタ卿→ギリシャ数字で λ=30,δ=4 ⇒合わせて三四
「真に熱き炎は青く静かだという」→ひぐらし(竜宮レナ)に通じる
「押し付けあわずにはいられぬ人の世の罪」→ひぐらし(羽入)
「なぜに6×9が42になるか」「人と宇宙の神秘の答え」→D.アダムズ「銀河ヒッチハイク・ガイド」「宇宙の果てのレストラン」